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カー用品の市場調査の事例(80号)

ファミリー層を対象にした新市場開拓の事例

2007年1月26日の日経MJの記事からの抜粋です。

記事抜粋:

■「未就学年代の子供はトイレが我慢できなかったり車内で落ち着きなく動き回ったり。
当店(オートバックス)ではおもちゃや車内トイレなどを集めた「子供グッズ」売り場を作っており、母親層から支持されています。

中でも後部座席の子供が前の座席をけって汚すのを防ぐ、イー・レボリューションの「キックガード」が売れています。

以前から子供の靴の汚れを防ぐ商品はないかという問い合わせは多く、年末にキックガードを扱い始めてから週に1-2個のペースで売れています。
菓子などを入れるのにちょうどよい小さなポケットが付いているのも人気の理由です。」

—記事抜粋はここまで—

これぞ「子供を持つ母親の、あったら嬉しい不満解消カー用品」の決定版!
なのではないかと思いました(^^)。

「以前から子供の靴の汚れを防ぐ商品はないかという問い合わせは多く」という状態ですので、かなり不満が「顕在化」している状態であったといえますね。

このように生活者の不満が顕在化している場合、それを解決する商品は売れる確率が高いです。

イー・レボリューションという会社は、車生活を快適にする商品を主に作っているようです。(私は初めて聞いた社名でしたが、ジャスダック上場会社みたいです)

この「キックガード」は女性を対象にしたカー用品シリーズのひとつのようですが、いいところに目を付けられていますよね!

「子供」の切り口でもまだいろいろ考えられそうですし、「高齢者」や「ペット」といった切り口でもおもしろいものができそうです!(^^)

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■ここからは、この事例について「市場調査をしたとしたら・・・」という
  過去にさかのぼった私の妄想の世界です。

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■子供を持つ母親を対象にした商品開発ですので、
まずは「子供と一緒に車に乗っている時の困っていること」を洗い出します。

例えば

●汚す(何を汚すか・・前の座席、窓、シート、床、など)
   (何で汚すか・・靴、食べ物、筆記具、よだれ、おしっこ、など)

●動き回る (どこで動き回るか・・助手席、後部座席)
      (何をするか・・窓から乗り出す、座席に座っていない、など)

●トイレに急に行きたくなる

●運転の支障になることをしてくる

●ぐずる

●危険を感じる

といったことについて、

・子供はどんなことをするのか

・どんなときに困っているか

・どのように困っているか

などを詳細にヒアリングやグループインタビューで聞き取ります。
実際に車に一緒に乗って、現状を観察するのも有効です。

今回の企画では「子供が車内を汚して困っている」ことに対する不満解決商品を提案することにしていますので、「前の座席を汚すのを防ぐもの」の商品化を進めていきます。

(「前の座席を汚すのを防ぐもの」の商品化を検討する前に、
子供を持つ母親の不満解決商品としてどれがたくさん売れるのか?といった市場性をつかむために、定量調査(アンケート調査)を実施することが望ましいです。)

こういったインタビュー調査、アンケート調査などを実施して
「前の座席を汚すのを防ぐもの」の商品コンセプトを固め、
途中で消費者の評価も聞きつつ、
計画(plan)⇒実行(do)⇒評価(check)⇒改善(act)で商品化していきます。

当社ではお問合せ頂いた企業様の調査目的や会社の現状、課題などをていねいにヒアリングして、課題の解決につながる市場調査手法をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

サービス内容につきましては、以下に詳しくご説明しておりますのでいちど御覧ください。

《※2006年1月から【まぐまぐ!】で発行しているメールマガジン 【女性視点(?)なマーケティング発想のヒント】 からの転載です。》

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