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メ-ルマガジン《女性視点(?)なマーケティング発想のヒント》

52号 「海水浴タクシー」2006年8月3日

こんにちは!マーケティング イノベーションの鈴木規子です。

また、たいへんご無沙汰しております。(^_^)

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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?

A:2006年1月から、不定期に発行しているメールマガジンです。日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、ご紹介しています。
他業界の事例でも「関係ない」とお考えにならず、「自社に応用できるところはないか?」という視点で、何かのヒントにしていただけると幸いです。


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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「海水浴タクシー」
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■今日の事例は7月31日の日経MJの記事からです。


記事抜粋:

「ぬれた水着のままで大丈夫ーーー。近畿タクシーは自宅と須磨海岸(関西の
代表的な海水浴場)を往復で送迎する「海のタクシー」を始めた。

座席をビニールやバスタオルで覆った「専用車」を用意。海水浴客がぬれていたり、
砂が付いた水着のままでも乗れるようにした。8月31日まで運行する。

利用する60分前までに予約すると、アロハシャツを着た運転手が自宅まで
迎えに行く。車内には須磨海岸に約30軒ある海の家の料金情報やメニューなどを
載せたパンフレットを置き、運転手がおすすめ情報を案内。海岸近くまで送り、
帰りは指定された時間に、車を降りた地点まで迎えに行く。料金は通常の中型車の
メーター料金と同じ。

森崎社長のアイデアで2002年に始めたが、駐車場の確保や飲酒などを気にせず
海水浴を楽しめるのが好評で、家族客らの間で徐々に知られるようになっていった。

値下げ競争の激しい関西のタクシー業界にあって、アイデアマンとして知られる
森崎社長は海のタクシーなど、様々なニーズに応じたきめ細かなサービスを提供して、
価格競争からの脱却を図っている。

春の「花見タクシー」は紅白の陣幕の宴会セットを積み、運転手が会場設営や
場所取りまで手伝う名物企画。塾帰りに子供を母親の代わりに迎えに行く
「安心かえる号」も人気を集めている。」


---記事抜粋はここまで---

イヤも~、森崎社長!素晴らしいですよね!(^^)

「価格競争に巻き込まれないためにアイデアで勝負する」とはよく言われる話ですが
「言うは易し」とあきらめてしまいそうなところを、お客さんをよーく分析する
ことで、新しいサービスの切り口を発見されていますね。

「アロハシャツや海の家の情報、運転手のおすすめ情報」など、
演出や付帯サービスにも気を配られていて、そこもまた素晴らしいです!


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 ■ここからは、この事例について「顧客調査をしたとしたら・・・」という
  過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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今回の事例の場合は、「生活者の生活(海水浴、お花見など)にタクシーを
利用してもらうとしたら?」を発想の出発点にして

海水浴なら、たとえば「海の家で着替えたりするのは面倒ではないか?」とか
「駐車場を探すのが大変ではないか?」といった、海水浴にまつわるさまざまな
シーンとその時の生活者の不都合を感じる点にまで想像力を働かせて
「海のタクシー」という企画にまでアイデアを昇華されていますね。


今回の事例で生活者調査をするとしたら、
「海水浴時の普段の行動はどのようにしているか?」
「その時の不満点は何か?」といった現状の把握と、
「海のタクシーの企画案を出してみて、こういったサービスは利用したいかどうか」
を質問してみて反応をみる、という方法が考えられます。


今回は調査項目などを妄想する代わりに、森崎社長のようなアイデアマンに
なれるかもしれない秘法(??)を小出ししてみました(^^)。


森崎社長のようになるには年季がかかりそうですが、このようなセンスは
生まれながらのものではなくて、毎日のちょっとした積み重ねで
鍛えることができますよ。

その方法はとても簡単でございまして、「気付く」+「メモる」ことです。


例えば美容師さんのようにお客さん相手の仕事の場合なら、
改善点を見つけるために、

「今日はお客さんの何気ないひと言に注目してみよう」、とか
「無意識の所作(ふるまい)に注目してみよう」とテーマを決めるのです。


そしてお客さんが「シャンプーのとき、顔に置くタオルが変なにおいがした」と
言っていたとか、
「シャンプーを流しているとき、何かちょっとイヤそうに体を動かしていた」
とか、気付いたことをすぐにメモするようにします。


そういった仕事中に見聞きしたことではなくて、くつろいでいるときでも
いい案やちょっと気になったことがあったらすぐにメモしましょう!

私もメモ帳は「仕事机の上、ダイニングテーブルの上、ベッドの横、外出用」
などいくつも使っています。外出時のメモ帳を忘れたときには、ケイタイのメールを
自分宛に送信しておいたりします。

メモ帳以外に、ホワイトボード(50センチ × 70センチくらいのもの)も
居間とベッドの横の壁に設置して、いつでも書いたものが見れるように
しています。
(ベッドの横のホワイトボードは、寝入りばなに何かひらめいた時、
いちいち照明をつけなくても暗闇の中で書きなぐれるのがよいのです。
照明を点けたら目がさえてしまいますが、暗いので書いたらすぐにまた
睡眠に戻れます(^^))


人間は何か考え付いても、とにかくすぐ忘れるものですので、
ひらめいたり気になったりしたことはすぐに何にでもいいですからメモして、
頭の中から出しておくことが肝要なようです。

あとでメモしようと、いつまでも頭の中に置いておいて、
「○○を憶えておかないと。」と言葉を繰り返して頭を緊張させていると、
次のアイデアが出てこれないですし、そもそも憶えておこう!と
気をつけていても、いつの間にか忘れてしまっていませんか?(^^;)

とりあえず、何でもいいので書き付けていると、
アイデアが出やすい脳になってくるかもしれませんよ!(*^^)v

御社のマーケティング調査に、ご興味のある方はお気軽にご相談ください(^_^)。

株式会社マーケティング イノベーション 担当:鈴木 規子
メール⇒otoiawase■m-innovation.jp
※(スパム対策です。送信の際は■を@に変換して下さい)

ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました!
いつでもご意見やご感想などは大歓迎です! お待ちしています(^^)
改善したり、励みにさせていただきます。

ご感想などはこちらまでお願いいたします。
⇒ mm■m-innovation.jp
(スパム対策ですので、■は@にお願いします。)

★取材・執筆依頼も大歓迎です。

※解除の方法:もし今後ご不要な場合は、すぐに解除させていただきますので、
お手数をおかけし恐縮ですがこのメールをそのまま返信していただけますでしょうか?
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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『女性視点(?)なマーケティング発想のヒント』  発行責任者:鈴木 規子
■株式会社マーケティング イノベーション https://m-innovation.jp/
奈良県大和高田市昭和町2-2-708
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