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メ-ルマガジン《女性視点(?)なマーケティング発想のヒント》

64号 「東急のMD戦略の裏には市場調査」2006年10月29日

こんにちは!マーケティング イノベーションの鈴木規子です。

また、たいへんご無沙汰しております。(^_^)

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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?

A:このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、ご紹介しています。
他業界の事例でも「関係ない」とお考えにならず、「自社に応用できるところはないか?」という視点で、何かのヒントにしていただけると幸いです。


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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「東急のMD戦略の裏には市場調査」
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今日の事例は10月28日の日経MJの、東急グループの沿線での市場調査に
基づいたMD戦略に関する記事からです。


記事抜粋:

「3月に改装開業した港北東急百貨店ショッピングセンターは1-3階を百貨店から
専門店街に転換した。カジュアル衣料の「ZARA」、三百円均一の雑貨店など、
新たに導入した51店の顔ぶれに百貨店の気取りはない。
改装後、5月までの来店者数は改装前の二倍近くに伸びた。

4キロ離れたたまプラーザSCでも改装計画が進行中だ。
たまプラーザSCではシニア向けと若者向けに商品政策を切り分ける。
シニア向けの品揃えは百貨店が担い、専門店街は東急モールズデベロップメントが
テナントを導入する。

商品政策のすみ分けや転換の裏に、アンケート結果がある。
2005年5月に沿線住民の約五千人を調査した。

調査は家族構成や家計、外食消費の頻度や額など9つの分野にわたる。
買い物をする際に重視する項目まで尋ねた。

調査分析では「人と違った個性的な商品を選ぶ」集団は、
流行感度の高い「個性重視派」などと沿線消費者を分類した。

例えば人口が増加する港北地区の消費者像は「小学生の子を持つ家族。住宅ローンを
抱えて高額消費に慎重だがセンスの良い品を選びたい堅実派」だ。

消費意欲の旺盛な30代と持ち家の裕福なシニアという、従来の想定とはズレていた。
港北東急百貨店ショッピングセンターでは、そのズレを修正した。」


---記事抜粋はここまで---



「商圏の居住者特性が従来の想定とはズレて」いて、「そのズレを修正した」ことで
改装前と比較すると来店客数が2倍だそうです!


店舗をかまえる小売業やサービス業は、この事例のように
お店の商圏の居住者は「どんな人たちなのか?」をつかんでおくことが重要ですね。


「従来の想定とはズレていて」というところから想像するに、
当初はきっちりと調査を実施しなかったか、長期間調査をしていなかったかの
どちらかのようですが、マーケット(消費者)はいつも変化していて、
ずっと同じだということはないのです。

そこで、定期的に調査し経年の変化を分析することで「変化のきざし」に
いち早く気付き、そして的確な対応策も立てることができます。


来店客への調査は、自店に来店する人が「どんな人たちなのか?その人たちの評価は?」
といったことはわかります。
ですから来店客に調査することにより、「自店に磨きをかけ顧客の満足度をアップさせて
リピート利用を増やす、クチコミ客を増やす」という展開が考えられます。


けれども「現在の来店客からはクチコミが発生しないような人たちを集客したい」と
考える場合、「商圏内の来店していない消費者はどんな人たちなのか?」を知る必要が
あります。

そのような場合は、商圏内のいくつかの場所でアンケート用紙を配布したり、
ポスティングしたりして調査をすることをおすすめします。

「来店客以外のことが知りたい」とお考えの方は、いちどマーケティング調査を実施してみてくださいね。

株式会社マーケティング イノベーション 担当:鈴木 規子
メール⇒otoiawase■m-innovation.jp
※(スパム対策です。送信の際は■を@に変換して下さい)

ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました!
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『女性視点(?)なマーケティング発想のヒント』  発行責任者:鈴木 規子
■株式会社マーケティング イノベーション https://m-innovation.jp/
奈良県大和高田市昭和町2-2-708
■大阪・奈良・近畿圏内の市場調査・マーケティング調査はご訪問も可能です。
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