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メ-ルマガジン《女性視点(?)なマーケティング発想のヒント》

124号 売上げアップのカギになる立地分析とは?2015年8月31日

◆女性視点で新しい切り口・コンセプトを提案するマーケティング会社◆
クライアント企業様から高い評価を頂いている市場調査・マーケティングリサーチ(アンケート調査・グループインタビュー調査・デプスインタビュー調査など)の実績と、新商品開発・顧客満足向上などの課題解決策提案で経営革新のお手伝いをしています。

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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?

A:このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、ご紹介しています。
他業界の事例でも「関係ない」とお考えにならず、「自社に応用できるところはないか?」という視点で、何かのヒントにしていただけると幸いです。


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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「売上げアップのカギになる立地分析とは?」
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■2015年8月24日の日経MJの記事からの抜粋です:


記事抜粋:

「パルが手掛ける300円均一の雑貨店「3COINS(スリーコインズ)」が若い女性を中心に人気を集めている。

経営母体がアパレル企業であることを活かし、デザイン性と実用性を兼ね備えた商品や、顧客に飽きさせない売り場づくりが強みだ。
ここ数年で急速に店舗数が増えており、今期は約30店を出店する予定。


  ---中略---

出店先が多様化してきたため、今期から店舗立地に応じたマーケティングやものづくりに取り組み始めた。
郊外、都市部、狭小店舗など、特性に応じた品ぞろえや売り場づくりを進める。

売れ筋には立地ごとに特性がある。
郊外では日よけなどのクルマ関連商品や、ランチプレート、靴下などの子ども用品がよく売れる。

外国人観光客が多い店舗では水筒やエコバッグが人気だ。
今後は店舗立地ごとのニーズの違いを分析し、店作りに生かしていく。」



---後略。記事抜粋はここまで---



当然ですが、立地によって客層は違いますので、
その立地に合ったマーケティングを実施することが売上げアップのカギとなります。

約25年前の話になりますが、
その当時勤務していたマーケティング会社でキッコーマンのヘルパー制度の企画・運営の担当をしておりまして、
関西の酒販店(1000店くらい?)をヘルパーさん(40~60代位の女性)に巡回してもらい、販促活動をする業務でした。

担当になって半年ほど経った頃、酒販店にも駅前、住宅街、商店街など
いくつかの立地特性があることに気付き、その立地別に販促策を実施すれば
売上が上がるのでは?と考え、1000店を立地と商品別売り上げ規模で分析・分類して
販促策を実施、売上げアップにつなげることができました。

3COINSのように複数の店舗がある場合には、
郊外、都市部、狭小店舗など、立地特性に応じたマーケティングを考える、ということになりますが、
これは複数店に限らず1店舗だけを経営している場合でも同様です。

もし売上不振のお店がある場合考えることは、まずは以下のことです。

・お店の商圏はどこからどこくらいの範囲か?

・今来店している顧客だけでなく、来店していただける可能性のある生活者はどんな人たちか?

・その人たちに選んでもらえる商品やサービスは何か?

その際の分析方法ですが、
●まず商圏は、徒歩か、自転車か、車か、交通手段によって違いますので、
ざっくりと半径500メートル、1キロなどで地図上で範囲を決めます。

●次に、性別、年代といったデモグラフィックデータは、総務省統計局 国勢調査の統計データを活用します。

ちなみに、奈良県大和高田市の町丁目別・年代別人口は以下のようになります。

  町丁目別・年代別人口エクセル表(一部抜粋)
     
●また、店前通行量調査もしてくださいね。

お店の前を通行する人、自転車、バイク、車別に、男女別、年代別(学生や、主婦、サラリーマンなど区別できればなお可)を
月曜日から日曜日まで、営業時間によりますが、朝から晩まで時間帯別に何人通るかを集計するのです。

1年を通して、春夏秋冬で差があるような立地なら(例えば観光地など)
その差がある時節ごとに、実施します。

●ある程度、「可能性のある生活者像」がわかってきたらご自身で考えてもいいですし、
来店客や、店前通行者にアンケートしてもいいですので、顧客に選ばれる店作りを企画していきます。

一度で完璧にできることはなかなかないですので、
何度もPDCAを繰り返し、繰り返しして、練り上げていってくださいね。


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