81号 「家事代行サービスも顧客志向で進化です」2007年3月6日
こんにちは!マーケティング イノベーションの鈴木規子です。
また、たいへんご無沙汰しております。(^_^)
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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?
A:このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、ご紹介しています。
他業界の事例でも「関係ない」とお考えにならず、「自社に応用できるところはないか?」という視点で、何かのヒントにしていただけると幸いです。
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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「家事代行サービスも顧客志向で進化です」
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今日の事例は3月1日の日経新聞の記事からです。
記事抜粋:
「働く女性や単身者、高齢者世帯などを中心に家事の代行サービスが
広がっている。一回限りや短時間の利用などメニューが充実してきたほか、
力仕事を頼める男性スタッフだけをそろえたサービスなども登場。
消費者にとっては一段と使いやすくて身近な存在になっている。
家事代行サービス「メリーメイド」を手がけるダスキンでは
「ここ数年、売上高が前年を5-10%上回っている」。
好評なのが昨夏から始めた一回限りのスポット利用も可能な「おかたづけ
サービス」。2時間で二人のサービスで、価格は都内で1万6800円から。
定期利用が原則だった従来のプランに比べると気軽に使える点が受けており、
子育てや家事に追われる30-50代の主婦や単身者などに利用が広がっている。
家事支援サービスのベアーズは男性スタッフが火事を代行する
「マッスルベアーズ」を始めた。
家具の移動や買い物の手伝い、高いところの作業など「少しだけ男手を借りたい
場合に利用してもらう」。通常の家事代行は1回2時間からだが、マッスルは
1時間からでも受け付ける。
少子高齢化や女性の社会進出などを背景に、家事代行やハウスクリーニングなどの
家事支援サービス市場は急速に成長。経済産業省によると、市場規模は
2000年の550億円程度から、10年には1000~1200億円程度まで
拡大すると予測されている。
---記事抜粋はここまで---
この、マッスルベアーズのようなサービス、私も以前考えていたんです。
女性の一人暮らしだと、部屋の模様替えやカーペットの敷き替えって、
できないんですよね。ですのでほんとうは模様替えが大好きなのですが、
引越し以来、ずっとがまんしています(´_`;)
それでその時は、引越し請負会社がそういった家の中での荷物の移動のサービスも
やったら儲かるんじゃないかな~と考えていました。
でもこちらのマッスルベアーズはコンセプトが違いますから、
よりサービス内容に広がりがありますよ。
日曜大工や「パパの代役」!なんていうのもOKなんだそうです(^^)。
マッスルベアーズ⇒ http://www.happy-bears.com/otherservice/index.html
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■ここからは、この事例について「マーケティング調査をしたとしたら・・・」という
過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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まず、「1回限りや短時間のサービス」を発見するために、
誰を対象にマーケティング調査を実施するかですが、自社の現在の利用客(30-50代の
主婦や単身者、高齢者)がボリュームゾーンだと想定している場合は、
その同じグループ(30-50代の主婦や単身者、高齢者)での、未利用者を
調査対象にしてもよいですし、そのグループ以外の人たちにも「利用が広がる
可能性がある」と考える場合や、「利用を広げたい」と考える場合は調査対象を
広く設定しておきます。
仮説は
・現在の利用条件(継続利用や、利用時間の設定状態)だと、取りこぼしている
未利用客がいるのではないか?(現在の消費者ニーズにあった利用条件を
用意することにより、利用者が増えるのではないか?)
・家事に限定せず、家庭生活上で外注したいことは広がっているのではないか?
質問内容は
・家事や家庭での作業での、「嫌なこと」「できればやりたくないこと」
「誰かにやってほしいと思うこと」について
・家事代行サービスの認知状況(サービス内容、価格、利用条件、など)
・家事代行サービスの利用経験、今後の利用意向
・利用するためのハードル(サービス内容、価格、利用条件、など)
など。
このようなマーケティング調査を実施してサービス改善コンセプトを固め、
途中で消費者の評価も聞きつつ
計画(plan)⇒実行(do)⇒評価(check)⇒改善(act)で実施していきます。
■■■あとがき■■■
資生堂のTSUBAKIのことですが、
使い心地や、髪の毛もちょっとしっとりしてきたように感じまして、
商品はわりと気に入っています。リピート買い、する予定です(^^)。
でも、問題は「容器」なのです。
TSUBAKIは詰め替え用を販売していないので、毎回毎回容器入りを
買わないといけません。
TSUBAKIの容器は、それ自体がブランドイメージを表現しているのは
理解していますが、はっきり申して、置くにはじゃまで、安定が悪いです(^^;)。(←思いませんか?お使いの皆さま。)
それもそれですが、詰め替え用を出さないのはおそらくブランドイメージを
保つため(「格下のシャンプーども」とは、一線を画すため)だとは
拝察いたしますが、それはかなり生活者意識とズレているように感じています。
今の生活者はゴミを出さない、リサイクルする、といった意識は高くなって
きていますから、毎回シャンプー・コンディショナーを、わざわざ容器付きで
買うのには抵抗感を持っています。
詰め替え用はブランドイメージを損なうというよりは、
むしろ「リサイクルに積極的な企業」として、良いイメージを付加するものだと
思うんですよね。
ぜひ、早く詰め替え用を出していただきたいです!
この、詰め替え用を出さないのは、花王のアジエンスもその戦略ですが、
花王はマーケティングに強い企業のはずなのに、この点についてはずっとフシギ
に思っているのです。
皆さんはどう思われますか?(^^)
株式会社マーケティング イノベーション 担当:鈴木 規子
メール⇒otoiawase■m-innovation.jp
※(スパム対策です。送信の際は■を@に変換して下さい)
ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました!
いつでもご意見やご感想などは大歓迎です! お待ちしています(^^)
改善したり、励みにさせていただきます。
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